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著作権・不正競争防止法の用語集

著作物と著作者、著作者人格権と支分権、権利制限、保護期間、著作隣接権から、不正競争の類型と救済まで。著作権法・不正競争防止法の用語を、条文と短答で問われた枝に結びつけて解説します。

46語9章
第1章

著作物と著作者

著作物性(思想又は感情の創作的表現・例示・権利の目的とならない著作物、2条1項1号・10条・13条)ちょさくぶつせい

著作物性とは、ある表現物が著作権法2条1項1号の「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するも...

二次的著作物と原著作者の権利(2条1項11号・11条・27条・28条)にじてきちょさくぶつとげんちょさくしゃのけんり

二次的著作物とは、著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物です(2条1項1...

編集著作物とデータベースの著作物(12条・12条の2)へんしゅうちょさくぶつとでーたべーすのちょさくぶつ

編集著作物とは、編集物(データベースに該当するものを除く)でその素材の選択又は配列によって創作性を有するもの(12条1項)、データベー...

共同著作物と共有著作権の行使(2条1項12号・64条・65条・117条)きょうどうちょさくぶつときょうゆうちょさくけんのこうし

共同著作物とは、二人以上の者が共同して創作した著作物であって、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができないものです(2条1項...

著作者の認定と著作者の推定(2条1項2号・14条・17条・75条・6条)ちょさくしゃのにんていとちょさくしゃのすいてい

著作者の認定とは、著作物を創作する者(2条1項2号)を創作という事実によって定めることで、著作者は著作者人格権と著作権を何らの方式も要...

職務著作(15条)しょくむちょさく

職務著作とは、法人その他使用者(法人等)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物で、その法人等が自己の著作の名...

映画の著作物の著作者と著作権の帰属(16条・29条・2条3項)えいがのちょさくぶつのちょさくしゃとちょさくけんのきぞく

映画の著作物の著作者とは、その映画において翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除き、制作、監督、演出、撮影...

第2章

著作者人格権

第3章

著作権の支分権

複製権と複製の意義(21条・2条1項15号)ふくせいけんとふくせいのいぎ

複製権とは、著作者がその著作物を複製する権利を専有するという支分権です(21条)。複製とは、印刷、写真、複写、録音、録画その他の方法に...

上演権・演奏権・上映権・口述権(22条・22条の2・24条・2条7項)じょうえんけんえんそうけんじょうえいけんこうじゅつけん

上演権・演奏権とは、著作者がその著作物を公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(公に)上演し、又は演奏する権利を専有するという支分...

公衆送信権と送信可能化(23条・2条1項7号の2〜9号の5)こうしゅうそうしんけんとそうしんかのうか

公衆送信権とは、著作者がその著作物について公衆送信(自動公衆送信の場合は送信可能化を含む)を行う権利を専有するという支分権です(23条...

展示権と原作品所有者・公開の美術の特則(25条・45条〜47条の2)てんじけんとげんさくひんしょゆうしゃこうかいのびじゅつのとくそく

展示権とは、著作者がその美術の著作物又はまだ発行されていない写真の著作物を、これらの原作品により公に展示する権利を専有するという支分権...

頒布権・譲渡権・貸与権と消尽(26条・26条の2・26条の3・113条の2)はんぷけんじょうとけんたいよけんとしょうじん

頒布権とは、著作者が映画の著作物をその複製物により頒布する権利(26条)、譲渡権とは映画以外の著作物をその原作品又は複製物の譲渡により...

第4章

権利制限

私的使用のための複製(30条・49条)してきしようのためのふくせい

私的使用のための複製とは、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とするときに、その使用する者が著...

引用・転載と報道・演説・裁判手続での利用(32条・39〜41条の2・48条)いんようてんさいとほうどうえんぜつさいばんてつづきでのりよう

引用とは、公表された著作物を、公正な慣行に合致し、かつ報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で、自分の著作物の中に取り込んで...

教育・試験のための利用(33条・35条・36条・47条の6)きょういくしけんのためのりよう

教育・試験のための利用とは、公表された著作物を、学校教育の目的上必要と認められる限度で教科用図書に掲載すること(33条)、営利を目的と...

非営利無料の上演等と図書館・障害者のための複製(38条・31条・37条)ひえいりむりょうのじょうえんとうととしょかんしょうがいしゃのためのふくせい

非営利無料の上演等とは、公表された著作物を、営利を目的とせず、聴衆又は観衆から料金を受けず、実演家等に報酬が支払われない場合に、公に上...

柔軟な権利制限(30条の2〜30条の4・47条の4・47条の5)じゅうなんなけんりせいげん

柔軟な権利制限とは、平成30年改正で整理された、著作物に表現された思想又は感情の享受を目的としない利用(30条の4)、電子計算機におけ...

第5章

保護期間・権利の変動・出版権・登録

第6章

著作隣接権

第7章

侵害と救済(著作権法)

第8章

不正競争の類型(2条1項各号)

不正競争の体系と商品等表示の意義(2条1項柱書・2条2項〜11項・22号)ふせいきょうそうのたいけいとしょうひんとうひょうじのいぎ

不正競争の体系とは、不正競争防止法2条1項が「不正競争」として1号から22号までに限定して列挙した行為の全体の仕組みです。商品等表示と...

周知表示混同惹起(2条1項1号)しゅうちひょうじこんどうじゃっき

周知表示混同惹起とは、他人の商品等表示として需要者の間に広く認識されているものと同一若しくは類似の商品等表示を使用し、又はその商品等表...

著名表示冒用(2条1項2号)ちょめいひょうじぼうよう

著名表示冒用とは、自己の商品等表示として他人の著名な商品等表示と同一若しくは類似のものを使用し、又はその商品等表示を使用した商品を譲渡...

商品形態模倣(2条1項3号・2条4項・5項・19条1項6号)しょうひんけいたいもほう

商品形態模倣とは、他人の商品の形態(当該商品の機能を確保するために不可欠な形態を除く。)を模倣した商品を譲渡し、貸し渡し、譲渡若しくは...

営業秘密の三要件(2条6項)えいぎょうひみつのさんようけん

営業秘密の三要件とは、ある情報が不正競争防止法2条6項の営業秘密に当たるための、秘密として管理されていること(秘密管理性)、事業活動に...

営業秘密の不正取得・使用・開示の類型(2条1項4〜10号・19条1項7号)えいぎょうひみつのふせいしゅとくしようかいじのるいけい

営業秘密の不正取得・使用・開示の類型とは、不正競争防止法2条1項4号から10号までが営業秘密に係る不正競争として定める七つの行為の型で...

限定提供データ(2条1項11〜16号・2条7項・19条1項9号)げんていていきょうでーた

限定提供データとは、業として特定の者に提供する情報として電磁的方法により相当量蓄積され、及び管理されている技術上又は営業上の情報(営業...

技術的制限手段(2条1項17号・18号・2条8項・19条1項10号)ぎじゅつてきせいげんしゅだん

技術的制限手段とは、電磁的方法により影像若しくは音の視聴、プログラムの実行若しくは情報の処理又は影像、音、プログラムその他の情報の記録...

ドメイン名の不正取得等(2条1項19号・2条10項)どめいんめいのふせいしゅとくとう

ドメイン名の不正取得等とは、不正の利益を得る目的で、又は他人に損害を加える目的で、他人の特定商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標...

誤認惹起表示(2条1項20号)ごにんじゃっきひょうじ

誤認惹起表示とは、商品若しくは役務若しくはその広告若しくは取引に用いる書類若しくは通信に、その商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途...

信用毀損行為(2条1項21号)しんようきそんこうい

信用毀損行為とは、競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為で、2条1項21号の不正競争です。

第9章

不正競争の救済・適用除外・罰則

差止請求と廃棄除却・請求権者・消滅時効(3条・15条)さしとめせいきゅうとはいきじょきゃくせいきゅうけんしゃしょうめつじこう

差止請求とは、不正競争によって営業上の利益を侵害され、又は侵害されるおそれがある者が、その侵害する者又は侵害するおそれがある者に対して...

損害賠償と損害額の推定・信用回復措置(4条・5条・5条の2・9条・14条)そんがいばいしょうとそんがいがくのすいていしんようかいふくそち

損害賠償とは、故意又は過失により不正競争を行って他人の営業上の利益を侵害した者が、これによって生じた損害を賠償する不正競争防止法4条の...

適用除外(19条)てきようじょがい

適用除外とは、不正競争に当たる行為のうち不正競争防止法19条1項各号に定める行為について、差止請求(3条)から消滅時効(15条)までの...

訴訟手続の特則(6条〜13条、秘密保持命令)そしょうてつづきのとくそく

訴訟手続の特則とは、不正競争による営業上の利益の侵害に係る訴訟について、不正競争防止法6条から13条までが民事訴訟法に上乗せして定める...

罰則と外国国旗・国際機関標章・外国公務員贈賄(21条・16〜18条)ばっそくとがいこくこっきこくさいきかんひょうしょうがいこくこうむいんぞうわい

罰則とは、不正競争防止法21条が定める刑事罰で、営業秘密侵害罪(1項・2項、10年以下の拘禁刑若しくは2000万円以下の罰金又は併科)...

著作権・不正競争防止法を肢別演習で解く

用語で読んだ論点を、短答の過去問の枝でそのまま確かめられます。